ブランド経営戦略コミュニティ 運営会社について
twitter
セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

札幌不動産店での爆発事故に見る、ブランドの影響

投稿日:2019年1月28日 更新日:

札幌市豊平区で16日夜、42人が重軽傷を負った爆発事故で、発生元とされる不動産店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」の佐藤大生社長は18日、記者会見し、2日後の店の改装に備え、未使用の消臭スプレー缶約120本を店内で一斉噴射させ、廃棄していたと説明した。作業した店長(33)と従業員は可燃性を認識していなかったという。一方、佐藤氏は店長が、顧客複数から料金を受け取りながら、入居時の消臭工事をしていなかったと話していることも明らかにした。契約通り工事をせず、使用実績を偽るため、未使用缶を大量廃棄した可能性もあり、北海道内全13店を実態調査する方針を示した。(中略)

スプレーの仕入れ値は1本約1000円だが、契約者にはスプレーを室内にまく作業の工事費として最低1万円を請求。同社の聞き取りに店長らは工事をしなかった理由を「契約数が多く、工事の時間がなかった」と釈明したという。(後略)

(毎日新聞 2018/12/18:最終更新 12/19)

1店舗の不祥事はグループ全体に影響を及した。18日、親会社であるAPAMANが公式サイト等で謝罪文を発表、株価(東京株式市場ジャスダック上場)は今年度中の最安値を更新した。

事業ブランドを構築し、多くの店舗・支社または商品・サービス(以下、店舗等)をそこに包括するのは効率が良い。1ブランドのプロモーションを行い好ましいイメージを構築できれば、ブランドに属する全ての店舗等がその恩恵を受ける。

その一方でリスクもある。一部の店舗等が不祥事を起こせば、そのネガティブなイメージは、仮に本当にその不祥事に全く関係が無かったとしても、他の店舗等にも波及する。

ブランド体系を検討する際はこのようなリスクも考慮する必要がある。

 

能藤 久幸(のとう ひさゆき)執筆
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 ディレクター・認定トレーナー
株式会社イズアソシエイツ ブランド・コンサルタント

関連記事

NGT48の騒動が示唆する、ブランドの「事業継続計画」の必要性

JR東日本新潟支社は28日、広告に起用しているアイドルグループ「NGT48」との契約を、3月末の契約期限以降は、更新するかどうか保留すると明らかにした。メンバー山口真帆さん(23)が暴行被害に遭った事 …

お祭り屋台の定番商品が、お洒落に変身

イタリアンシェフが作るりんご飴専門店「キャンディ アップル(Candy apple)」の2号店が、2019年7月17日(水)より東京・自由が丘にオープン。 「キャンディ アップル」で提供するのは、イタ …

還暦を迎えた「ヤン坊マー坊」。第二の人生は?

  画像引用:https://www.yanmar.com ヤンマーは9月5日、マスコットキャラクター“ヤン坊マー坊”のデザインをリニューアルしたと発表した。 “ヤン坊マー坊”は、1959年 …

「丹後ちりめん」が挑む、固定化されたイメージからの脱却

京都北部に位置する宮津市と京丹後市、伊根町、与謝野町の2市2町からなる丹後地域は、2017年から地域ブランディングに取り組んでいる。高級絹織物「丹後ちりめん」をはじめ、織物の技術や文化、歴史など、地域 …

スタバ高級新型店オープンの真の狙いを深読みする

 2019年2月28日(木)、東京・中目黒に、日本国内初となる『スターバックス リザーブ ロースタリー』がオープンしました。オープン後4日間と3月9日、10日の週末には入場制限が設けられることが決まり …

サイト内検索