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Case Study

コンビニ“ローソン”が繰り広げる新しいブランド連想 ―カフェと書店とステイホーム【前編】

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赤字が主に通常店舗と異なるところとなります。
当然のことながら、本屋としての展開を図るため、今後は出版社との共同販促企画も行うことが可能となりました。

小売業において成功を収める条件として、

・顧客との接点を増やす
・購買単価を上げる
・買上点数を増やす

というポイントがあります。

通常はコンビニエンスストアを利用しないお客様が、出版社の販促企画によって書籍の購入を目的に来店するようになると、新規顧客との接点が生まれることになります。
また、その逆にコンビニエンスストアの通常商材(食品等)を目的として来店したお客様がローソンの販促企画によって書籍を購入すると、購買単価が上がります。

そして、上記の2点を満たしたお客様が増えると、結果として買上点数が増加することになります。更に、出版社とのリベート契約や共同の商品企画など、販促施策の協力を得やすくなります。

これは、小売業にとっては、マーケティング戦略の観点において選択肢を増やすことにつながるため、とても有利な展開を生みやすくなるのです。
そしてローソンは、他の競合企業よりも本屋としての展開を行うにあたり、有利となる理由があるのです。

この点については後編で述べてみたいと思います。

 

 

 

 

 


■武川 憲(たけかわ けん)執筆

一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 エキスパート認定トレーナー
株式会社イズアソシエイツ シニアコンサルタント
MBA:修士(経営管理)、経営士、特許庁・INPIT認定ブランド専門家(全国)
嘉悦大学 外部講師

経営戦略の組み立てを軸とした経営企画や新規事業開発、ビジネス・モデル開発に長年従事。国内外20強のブランド・マネジメントやライセンス事業に携わってきた。
現在、嘉悦大学大学院(ビジネス創造研究科)博士後期課程在学中で、実務家と学生2足のわらじで活躍。

https://www.is-assoc.co.jp/branding_column/

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