ブランド経営戦略コミュニティ 運営会社について
twitter
セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

「フルラ」も追従。ファッション界におけるロゴのサンセリフ化は何を示すか?

投稿日:2019年8月15日 更新日:

「フルラ(FURLA)」が、ブランドロゴを一新した。新ロゴは2019年秋冬シーズンの広告ヴィジュアルから使われる予定。

新ロゴのフォントは、文字の端に装飾されるセリフがない書体「サンセリフ体」を使用し、ブランドコンセプトの1つでもある「コンテンポラリーであること」をより強く表現。また、イタリアブランドとしてのアイデンティティや90年以上続くブランドの歴史および伝統を表すとともにクラフトマンシップへの敬意を示し、新しいロゴにはブランド名「FURLA」の下に「Since 1927 Italy」の文字を入れた。

新ロゴは2019年秋冬シーズンの広告ヴィジュアルを皮切りに、ブランド公式SNSアカウントおよび公式オンラインストア、ショッパー、パッケージ、展開商品に順次反映するという。

fashionsnap.com 2019/8/2
フルラがブランドロゴを一新、サンセリフ体を採用

「サンセリフ体」とは文字の端に飾りとして付いている“セリフ”がない書体のこと。簡単にいえば「ゴシック体」をイメージしてもらえればほぼ間違いない。

近年、特にファッションブランドのロゴマークにおいてはセリフを持たないサンセリフ体が増えつつあり大きなトレンドを形成。有名なところでは英国を代表するファッションブランド「バーバリー」が2018年のリブランディングにおいて、サンセリフ体に変更したことは記憶に新しい。

たかがロゴの書体と思う人もいるかもしれないが、例えば「フルラ」の主力アイテムであるバッグであれば、ロゴマークひとつで全体の印象ががらりと変わる。それはあたかも10年来のヘアスタイルを変える程のインパクトだ。

なおフルラは今回のロゴマーク変更の理由として「コンテンポラリーであること」と述べており、そこからは伝統・歴史以上に、「同時代性」が優先される今日のブランディングのアジェンダが垣間見られる。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

 

関連記事

訪日外国人はなぜ新宿御苑を目指すのか?

小泉進次郎環境相は26日、東京・新宿の新宿御苑の入園券(一般500円)をインターネット上で事前購入できるようにすると発表した。来年にはキャッシュレス決済も試行する。新宿御苑は外国人旅行者の人気も高いが …

タグラインは「小江戸」。関東二古都のブランド力

「お江戸見たけりゃ佐原へござれ」。江戸時代の戯れ歌にもうたわれた千葉県香取市の佐原地区は利根川の水運で発展し、街なかには江戸期から明治期に建てられた商家や民家が今も立ち並ぶ。街の中心部を流れる小野川の …

ダイソー/コーポレート・アイデンティティ刷新、新ロゴ発表

大創産業は3月5日、新社長就任から1年にあたる2019年3月に、企業としてのブランド価値をより世界に向けて拡げていくために、CI(コーポレート・アイデンティティ)とロゴを刷新すると発表した。 新しいコ …

ハイグレード通勤バス 東急電鉄の実証実験

座れるバスで快適な通勤を――。東急電鉄は1月下旬から、東急田園都市線たまプラーザ駅と渋谷駅を結ぶ「ハイグレード通勤バス」の実証実験を開始した。Wi-Fiやトイレの付いたバスで定員は24人。電車より時間 …

Jリーグ「町田ゼルビア」、紛糾した改称騒動に仮決着

J2のFC町田ゼルビアオーナーの親会社サイバーエージェントの藤田晋社長は、11日のサポーターミーティングでチーム名を「FC町田トウキョウ」に改名すると発表した件に関し、18日、20年は名称、ロゴ含め現 …

サイト内検索