セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

富士フイルムが世に放つ「1億画素デジカメ」のインパクト

投稿日:2019年6月26日 更新日:

5月23日に富士フイルムが新製品となるデジタルカメラ「GFX100」を6月28日に発売すると発表したのだが、そのお値段が、なんと税抜きで122万5000円也。ミラーレスデジタルカメラは、高級化の一途をたどるばかりだ。

(中略)

デジタル一眼市場では、そうした高級ミラーレスカメラが続々と登場しており、昨年からは最大手のキヤノンやニコンも参入。価格は「GFX100」には及ばないが、20万~40万円台と、初心者やアマチュアには少々手を出しにくい状況となっている。

Asagei Biz 2019/6/4
富士フイルムは122万円!?ミラーレスカメラが高級化の一途の理由

どんなに高額でもそれに見合う価値を見出す消費者がいる限り、その価格は決して高すぎない、ということだろうか。

富士フイルムが発表したGFX 100は、コンシューマー向けデジタルカメラとしては、史上最高の画素数である1億画素を誇るモンスターマシン。破格のスペックに比例するように価格も122万円と前代未聞だが、それでも一部のユーザーにとっては“十分手が出せる”商品なのだろう。

スマートフォンの登場以降、縮小傾向のデジカメ市場だが、一方でターゲットが明確になったことにより、このような尖った新製品がリリースできることになったとも言える。

センセーショナルなニュースは、キャノン、ニコンの後塵を拝する富士フイルムのブランディングにおいて大きなインパクトを持つだろう。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

関連記事

外食チェーン、新商品の投入サイクルが業績に拍車をかける

明暗がくっきり分かれる決算となった。 牛丼チェーン「すき家」を手がけるゼンショーホールディングスが2月5日に発表した2018年度第3四半期(2018年4月~12月期)決算は、売上高4548億円(前年同 …

酒は、百薬? 薬酒メーカーの養命酒が手がける、和のクラフトジン

養命酒製造は、今年3月に発売したクラフトジンカクテルの第2弾商品として「CRAFT GIN COCKTAIL ジンジャーとハーブのクラフトジンカクテル」を9月2日(月)より全国にて発売する。 近年の世 …

鳥取の魅力を伝えるイベント。新宿のビームスジャパンで開催

国内外の衣料や雑貨を扱うセレクトショップ「BEAMS(ビームス)」が、民工芸品の展示販売を通じて鳥取県の魅力を発信するイベント「BEAMS EYE TOTTORI(ビームス アイ トットリ)」を東京都 …

投票率の低さをマーケティング・ブランディングの観点で考える

2022年、7月20日に第26回参議院選挙が行われました。止まらぬ物価高、不穏な世界情勢、円安、コロナ禍・・・・とさまざまな課題に加え、投票日の2日前には背景はどうあれ、思いもよらぬ痛ましい事件が起こ …

no image

JALが「羽田-福岡線」を拡張 進化し続ける街「福岡市」に大注目

日本航空(JAL/JL、9201)は4月4日、エアバスA350-900型機を9月1日から羽田-福岡線に就航させると発表した。これまでも9月に運航を開始することは公表していたが、就航日を明らかにしたのは …

サイト内検索