ブランド経営戦略コミュニティ 運営会社について
twitter
セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

新元号はいかにして体を表すか

投稿日:2019年4月17日 更新日:

政府は1日、「平成」に代わる新たな元号を「令和」と発表したが、最終的に絞り込んだ6つのうち「令和」以外に、「久化(きゅうか)」「英弘(えいこう)」などすべての候補が明らかになった。

政府は1日、各界の有識者や閣僚らに6つの新元号の候補を示したが、政府関係者によると、「令和」以外の5案は「久化(きゅうか)」「英弘(えいこう)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」だったことがわかった。このうち、「令和」以外にも「英弘(えいこう)」と「広至(こうし)」は日本の古典を出典としていて、それらは古事記と日本書紀から選ばれたという。

日テレNEWS24 2019/4/2
新元号、「久化」「英弘」など他に候補5案が判明

新元号が「令和」は、『万葉集』に収められた梅花の歌、“初春の令月にして気淑よく風和らぎ”に由来するという。これは古典的な日本的情景を描いており、そのイメージを喚起させるネーミングという点において、今日のブランディング的な思考に通底しているように思える。

そもそも日本のように独自の元号を持つ国は少ない。それでもなお私たちが元号という“ネーミング”を絶やさないのは、ただ単に伝統だからというだけでなく、「時代」という目に見えない巨大な概念に名前を付けることで、所有・共有しようとする意思の表れなのではないか。

古来“名は体を表す”といわれるように、「令和」というネーミングによって、新しい時代とそれを生きる私たちが、どのようにインナーブランディングされるのか――そんな視点で見てみるのもおもしろそうだ。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

関連記事

国産スポーツブランドは躍進できるか

デサントを取り巻くスポーツアパレル業界は、スポーツウエアを普段着として着る「アスレジャー」市場の拡大や、来年の東京五輪・パラリンピックなど大型スポーツイベント開催によるビジネスチャンスを迎える。ただ、 …

新時代の交通広告!? タイヤの跡が広告になる自転車

走った跡が広告になる自転車「STAMP BIKE(スタンプバイク)」が19日、東京都渋谷区の複合施設「渋谷ストリーム」の広場で報道陣に公開された。 携帯電話大手NTTドコモが開発。自転車に3Dプリンタ …

ペットが跨ぐ、仕事のオンとオフの境界線

2018年に成立した働き方改革関連法が4月1日から順次施行され、約2ヵ月が経過した。 就業時間や環境など、働き方が変わってきている中、ワンポイントアイデアで業績や社員のやる気をアップさせた企業がある。 …

「五輪」商標登録 オリンピックのブランド保護

国際オリンピック委員会(IOC)が、オリンピックを意味する日本語の「五輪」について特許庁に商標登録を出願し、認められたことが21日までに分かった。2020年東京五輪・パラリンピックを控え、公式スポンサ …

ベタなネーミングはヒットの予感 携帯用歯みがきセット「MIGACOT(ミガコット)」

ライオン株式会社が2020年4月1日、携帯用歯みがきセット「MIGACOT(ミガコット)」を発売しました。ケースのキャップがうがいのコップになっていたり、ケースに通気口が付いていて衛生的だったりと機能 …

サイト内検索