ブランド経営戦略コミュニティ 運営会社について
twitter
セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

SHIBUYA109、約40年親しまれてきたロゴマーク刷新、新ロゴは4月に設置

投稿日:2019年2月4日 更新日:

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントは1月10日、SHIBUYA109ロゴマークを刷新すると発表した。新ロゴマーク設置の正式披露は4月28日を予定。SHIBUYA109の開業40周年を記念し、新元号とともに新しいスタートを切る。

SHIBUYA109の新ロゴマーク設置は、「40周年プロジェクト」の一環として行われる。SHIBUYA109は、1979年に誕生し、渋谷地域のカルチャーを支えてきた。時代や環境の急激な変化に伴い、「40周年プロジェクト」を実施するに至ったという。

現在のロゴマークは、40年弱親しまれてきたが、2019年2月中旬より、取り外しに向けた工事を開始する。施工詳細スケジュールは未定だが、工事様子を一部公開し、ロゴマークが変化する様子を目にすることができる。

(2019年1月10日 MDN Design Interactive)

“渋谷の顔”が時代の変化に合わせて開業以来のロゴマークを変える。

「平成の終わり」、「安室奈美恵の引退」といった最近のトピックと重ね合わせると、さながら30年来のギャルメイクがいよいよ時流に合わせたナチュラルメイクに変わるかのようで感慨深い。「109」は単なるショッピングビルではなく、ランドマークであり、アイコンなのだ。ロゴマークはブランドを構成する基本的な要素の一つだが、40年の時を経て一ブランドのものというより、すでに渋谷という地域ブランドの一部にすらなっていると言える。

ちなみに円柱型のタワー構造を持った独特の建築デザインは建築家・竹山実によるもの。1978年竣工というから、人間でいえば41歳。「これまでよくがんばったね」と労いの言葉のひとつもかけてあげたくなる。

長年、日本の若者文化をけん引してきた「マルキュー」は、ポスト平成の時代においてどのような役割を担っていくのだろうか。

 

BRANDINGLAB編集部
株式会社イズアソシエイツ

 

関連記事

図形?それともデザイン? アディダスの3本線

欧州連合(EU)司法裁判所の一審にあたる一般裁判所は19日、ドイツのスポーツ用品大手アディダスの3本の平行線のデザインについて、「独自性がない」として商標権を無効とする判断を示した。 アディダスは、靴 …

「はかま」のイメージ 小学校卒業式での着用に賛否両論

(前略)近年、小学校卒業式でのはかまの着用が議論を呼んでいる。 2011年ごろから各地の小学校で、卒業式に和装で参加する児童が増えはじめ、自治体や教育委員会が自粛を呼びかける動きも出ている。その理由は …

インバウンド勝ち組、高山市の“まじめ”な取り組み

「プライベートの訪日は3回目。ヒダが『日本のアネックス(奥座敷)』と言われているのは本当かい? SNS(交流サイト)にはドイツの世界遺産『ライン渓谷』にも負けない景観とあったので楽しみ」と、ドイツから …

「食べる」日本伝統抹茶、世界へ発信!

日本伝統の抹茶が注目されている。最近はスイーツや和洋の料理にも合うため、「飲む」だけでなく「食べる」食材として活用が広がる。 今や「食べる抹茶」はデパ地下やコンビニでも欠かせない商品だ。国内の抹茶市場 …

インバウンドの街で、日本酒を

リカー・イノベーションから、「KURAND SAKE MARKET 秋葉原店」が、2019年8月14日(水)より、東京都・秋葉原にオープンになります。 日本酒を中心とした、オリジナル商品を開発・販売す …

サイト内検索