ブランド経営戦略コミュニティ 運営会社について
twitter
セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

クロネコ、キャラクターを一新。否定意見が多いのは愛されている証?

投稿日:2019年11月6日 更新日:

画像引用:http://www.yamato-hd.co.jp/news/2019/2019102301.html

ヤマトホールディングスは23日、11月29日に旧社名の「大和運輸」として、創業100周年となるのを機に、グループの「クロネコ・シロネコ」のキャラクターを28年ぶりにリニューアルすると発表した。

新しいキャラクターは、JR東日本のSuicaのペンギンなどのデザインで知られる絵本作家・イラストレーターの坂崎千春さんが制作した。今後、ヤマトグループの広告や販促グッズなどの幅広く活用される。以前のキャラクターは、アニメーターの堀口忠彦さんが制作したもので、切れ長の目や大きな口が特徴的だった。

坂崎氏はリニューアルに当たって「大事にしたのはシンプル、親しみやすい、調和の3つです。目の色をグループのイメージカラーの黄色と緑にして特徴を出しました。日本中の世界中のすべての人々に愛されるように…」とコメントした。

産経新聞 2019/10/23
ヤマト、キャラクターを28年ぶりリニューアル

企業が独自のコーポレートキャラクターを設ける理由は、「認知度のアップ」や「コンペティターとの差別化」、あるいは「消費者心理における共感の醸成」などいくつか理由があるが、それらは総じてブランディングのためと総括できる。

今回ヤマトホールディングスが行った「クロネコキャラクター」の意匠変更は、創業100年に合わせた周年事業の一環に位置付けられ、当のヤマトにしてみれば時代に合わせたチューニング(マイナーチェンジ)程度の認識だったかもしれないが、消費者からの反応は否定的な意見が多い。しかし、それはヤマトブランドがいかに愛されていたかの証左であり、むしろ歓迎すべき反応だ。

なお、クロネコマークの始まりは1957年に当時の広報担当者の子どもによって描かれた“落書き”が元祖。そのユニークな誕生秘話はここで読むことができる。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

関連記事

外食チェーン、新商品の投入サイクルが業績に拍車をかける

明暗がくっきり分かれる決算となった。 牛丼チェーン「すき家」を手がけるゼンショーホールディングスが2月5日に発表した2018年度第3四半期(2018年4月~12月期)決算は、売上高4548億円(前年同 …

ファーウェイ騒動の裏にある、米中企業ブランド力のパワーバランス

ファーウェイの胡厚崑・輪番会長は18日(※1)、一部外国メディアを集めて会見し、日米豪などが安全保障上の懸念を理由に同社製品を締め出したことに、「(懸念には)証拠がない」と反論した。同社が中国政府の影 …

デミオは「マツダ2」へ。車名の統一を図るマツダの狙いは?

マツダは4日、主力車種「アテンザ」を一部改良し、海外で採用している「マツダ6」に改称して8月1日に発売すると発表した。小型車「デミオ」も近く「マツダ2」に改称する方針で、社名を冠した名称に統一し、ブラ …

GAFAはGAAへ? 「ブランド価値ランキング」から読み解くブランドの栄枯盛衰

ブランドコンサルティングの米インターブランドは17日、グローバルに展開する企業・商品のブランド価値ランキングを作成した。2019年版の首位はアップル、2位がグーグルで7年連続で順位を守った。8位までの …

ブランド米の乱立 「2018年産米の食味ランキング」

(前略)今回の審査結果では、「特A」を獲得した地方ブランド米の数は、過去最高の55(昨年比+12増)となりました。実は現在、国内ではブランド米競争が熾烈を極めています。 この背景には、政府が長年にわた …

サイト内検索