ブランド経営戦略コミュニティ 運営会社について
twitter
セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

イチローさんと“草野球”に見るブランド拡張の美しい使い方

投稿日:2019年11月1日 更新日:

今年3月にマリナーズで現役を引退したイチロー氏(45=現マ軍会長付特別補佐兼インストラクター)が今オフ、草野球デビューすることが16日(日本時間17日)、分かった。同氏がスポニチ本紙の取材に明かしたもので、現役時代に自主トレをサポートしてくれた友人たちとチームを結成。ほっと神戸で智弁和歌山の関係者チームと対戦する。また、将来的には草野球リーグを設立したい考えも明らかにした。

スポニチANNEX 2019/9/18
イチロー氏、今オフ草野球デビューへ!
エース兼監督兼オーナー、神戸で伝説第2章

イチローさんといえば知らない人はいない野球界のヒーローだ。

ブランド・マネージャー認定協会でも「パーソナルブランド」の好例として紹介させていただいている。

そのイチローさんが“草野球”をやるという。成功者にありがちな篤志家の道楽なのかというとそうでもないらしい。将来的には草野球リーグを結成し純粋に楽しい野球を目指すという。

高校野球からプロ野球、そしてMLBへと続く大いなる野球道の階段。それとはまた違った「楽しい野球」への回帰は頂点を極めた彼こそがやることでプレー人口の拡大、ひいては野球界へのさらなる貢献となるだろう。

ブランドの観点でいうと、これはブランド拡張の一つの類型エンドースド・ブランド戦略<endorsed brands>である。ただ単に草野球で野球のすそ野を広げようとしても難しい。そこで「イチロー」という稀有のブランド・エクイティでエンドース(保証)されることによって魅力的な連想や活力を得ることができる。ブランド拡張の美しい使い方である。

 

水野 昌彦(みずの まさひこ)執筆
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 認定トレーナー
某自動車会社デザイン部門にてCI・VIデザインの開発・設計・管理に携わる。
「理念・ブランド・デザイン」を軸に社内外でブランド啓蒙活動奮闘中。

関連記事

ロゴマークはスマホで自作する時代?

起業、新規事業、副業(複業)——。 働き方や稼ぎ方、生き方が一様でなくなってくる時代だからこそ、所属する起業以外の名刺やロゴが必要な機会は増えている。 プロトタイピング的に新しいサービスをつくってみた …

BAUM|押し付けないサスティナブル。
「ブレない」ことを貫いた美しいブランディング戦略。

資生堂 BAUM公式サイトより引用 資生堂のグローバルブランド「BAUM」が、日本パッケージデザイン大賞2023の頂点である大賞を受賞 大賞は応募総数1060点の中で1作品のみが選出される最高賞です。 …

ノートルダム大聖堂火災とその後の動きに見る、フランスのアイデンティティ

大規模な火災で甚大な被害を受けたフランスのノートルダム大聖堂の再建に向け、支援の動きが世界に広がっています。フランスのメディアは、これまでに表明された寄付の総額は日本円で1000億円近くに上ると伝えて …

90’sリバイバル。ブランドロゴは大きく見せるのが当世流?

「ゲス(GUESS)」が、都内3店舗目の路面店「GUESS 新宿」を7月28日にオープンする。 新店舗は、新宿3丁目エリアに出店。通常のラインナップに加えて、店舗限定アイテムの取り扱いを予定している。 …

10年で撤退。「フォーエバー21」はなぜ失敗したのか?

米ファストファッション大手フォーエバー21の日本法人は25日、日本国内の全14店舗を10月末で閉店すると発表した。オンラインストアも閉鎖する予定で日本事業からの撤退となる。「売り上げ不振で数年間、赤字 …

サイト内検索