ブランド経営戦略コミュニティ 運営会社について
twitter
セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

いいちこ40年 記念麦焼酎発売へ

投稿日:2019年2月14日 更新日:

焼酎メーカーの三和酒類(宇佐市)は、麦焼酎「いいちこ」の発売40周年を記念し、40種類の原酒をブレンドした麦焼酎「iichiko 40」を4月上旬から全国の百貨店や酒店で発売する。
いいちこは、こうじにも大麦を使う「100%麦焼酎」として1979年2月に発売した。名称は県民に公募。寄せられた約1200件から、「下町のナポレオン」の愛称とともに選ばれた。
同社は「全員でゴールを目指すラグビーの精神を大切にしている」といい、今回のボトルは台座の上にラグビーボールが3個連なる陶器製にした。一番上のボールを取り外すとコルクの注ぎ口が現れる。

(読売新聞 2019年2月6日)

「いいちこ」と聞いて真っ先に思い浮かぶのはあの独特な広告だ。
グラフィックデザインでは商品を目立たせない。テレビCMにおいても、ナレーションで商品名を声高に叫ぶことはない。
この“広告らしからぬ”大胆なクリエイティブは1980年代から「いいちこ」の広告制作を担当してきたアートディレクター・河北秀也氏によるものだが、それにOKを出した三和酒類も相当な慧眼の持ち主だといえるだろう。
費用対効果が求められる現代ではまず成立しえない企画であり、その点において「いいちこ」の広告はまだ多様性が受け入れられていたマス広告黄金時代が生んだ奇跡といえる。なにかと瞬間的な行動を煽る広告が跋扈する今日において、「いいちこ」広告が持つイノセンスで非広告的佇まいはより一層際立っている。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

関連記事

ムロツヨシ氏のイメージの変化 “おもしろい”に“優しい”もプラス

明治安田生命は15日、今春入社を控えた新社会人を対象に実施した、毎年恒例「理想の上司」ランキングを発表。男性編はお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良(54)、女性編は日本テレビの水卜麻美アナウ …

「ザラ」がロゴを変更 ブランド進化の一環

インディテックス(INDITEX)傘下のSPAブランド「ザラ(ZARA)」が1月25日、ウェブサイトのロゴを変更した。ブランド進化の一環だという。これまで非常にシンプルなロゴを使用していたが、新ロゴは …

銀座ルノアールの“脱おじさん化”は吉と出るか

  サラリーマンがタバコを吸いながら、長時間休憩や商談で利用する喫茶店――。都心の駅前などに店舗を構える「喫茶室ルノアール」に対して、このようなイメージを持つ人は多いだろう。だが、その印象か …

宇大浪漫 産学連携によるブランド開発

宇都宮大学(宇大)の名を冠した焼酎「宇大浪漫」。これまでは県内の一部での販売に限られていたが、昨年から全国で流通が始まった。製造元の栃木県那珂川町の「白相(しらそう)酒造」は県内で唯一、麦や芋の本格焼 …

ファンタジーから、生活へ。 新海誠監督作品と夏の憧憬

新海誠監督が2日、都内で行われた最新作『天気の子』の製作報告会見に出席し、本作について「東宝の夏映画として『王道の物語としてこんな風に終わると納得するよね』ということとは違うことをやっています」と語っ …

サイト内検索