セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

話題の事例

エイプリルフール広告における“笑える”ボーダーラインとは?

投稿日:2019年4月9日 更新日:

セイコー プレザージュは、日本の美意識に根ざした琺瑯や七宝、漆など日本の伝統工芸を時計に取り込んできた。そのセイコー プレザージュが日本の伝統的な和菓子「煎餅」とコラボレーションし、「煎餅ダイヤル」モデルが誕生した。

(中略)

「煎餅ダイヤル」のラインナップは全部で3つ。原料である粗挽きの米に、濃厚な醤油を染み込ませた定番「醤油」は、ブラックレザーを合わせることで素朴さの中にも高級感が漂う。また、深みのあるブラウンで統一された「ごま」は、国産黒ごまの風味と、醤油の香ばしさのハーモニーがたまらない1本。そして、「ざらめ」は、高純度で上品な甘さの“ざらめ糖”をダイヤル全体に贅沢に散りばめており、その表面の輝きが手元を華やかに飾ってくれるので、女性にもおすすめだ。

FASHION PRESS 2019/4/1
世界で最も“味わい深い”新ウオッチ「煎餅ダイヤル」モデル発売

ダイヤルは煎餅でインデックスは海苔!?…腕時計にさほど詳しくない人でもひと目で“フェイク”と分かるニュースだ。にもかかわらず、最後まで記事に目を通してしまう理由は、ウィットとユーモアが勝っているからだろう。

毎年エイプリルフールになると、多くの企業が「エイプリルフール」にちなんだフェイク記事を配信するのはもはや通例だが、実際に笑える(=消費者が好意的に受け容れられる)表現は意外と少ない。特に近年は「悪ふざけ」に類する表現が多く、炎上するケースが目立っていた。

本ニュースが伝えるセイコーのエイプリルフールネタは、「腕時計」と「煎餅」というかけはなれた2つの事象に“熟練した職人にの手仕事”という共通項を見出すことで、私たちがクスッと笑える表現に落とし込んでいる。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

関連記事

no image

和田誠作「ハイライト」、59年愛されるデザインが伝えるもの

本の装丁やポスター、映画などさまざまなジャンルで活躍したイラストレーターの和田誠(わだ・まこと)さんが10月7日午後6時57分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。83歳だった。お別れの会を開くが日取 …

no image

JALが「羽田-福岡線」を拡張 進化し続ける街「福岡市」に大注目

日本航空(JAL/JL、9201)は4月4日、エアバスA350-900型機を9月1日から羽田-福岡線に就航させると発表した。これまでも9月に運航を開始することは公表していたが、就航日を明らかにしたのは …

札幌不動産店での爆発事故に見る、ブランドの影響

札幌市豊平区で16日夜、42人が重軽傷を負った爆発事故で、発生元とされる不動産店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」の佐藤大生社長は18日、記者会見し、2日後の店の改装に備え、未使用の消臭ス …

TOTOが「おもてなしトイレ」を導入 空の玄関から日本の強みをアピール

TOTOは日本の玄関口とも言える成田国際空港第一ターミナルビルの南ウイング1階に、IoTを活用した“最先端のおもてなしトイレ空間”「experience TOTO」を設ける。開設に当たってはNTT東日 …

「食べる」日本伝統抹茶、世界へ発信!

日本伝統の抹茶が注目されている。最近はスイーツや和洋の料理にも合うため、「飲む」だけでなく「食べる」食材として活用が広がる。 今や「食べる抹茶」はデパ地下やコンビニでも欠かせない商品だ。国内の抹茶市場 …

サイト内検索