夏バテ気味の人にぴったりの「麵弁当」♪
毎日暑くて夏バテしていませんか?夏バテ気味になると、普通のお米のごはんを食べるのは少ししんどくなりますね。家なら食べやすい麵ですませられるけれど、お弁当の場合はそうもいかない……そう思っている人にステキなレシピをご紹介します。
その名も「麵弁当」♪ちょっとしたアイディアで、外でもツルツル食べやすいお弁当が作れます。さっそくそのテクをご紹介しましょう!夏に食べたい冷やし麺が勢揃い!
運動会では人気の麵弁当。じつは普段のお弁当にもぴったり!汁やたれはスープジャーや水筒に入れて持っていけばOK。つけ麺、牛すき風、冷やし中華など豪華なお弁当バリエを、さっそくご覧あれ。
クックパッドニュース 2019/7/4
夏バテしていてもツルツル食べやすい!「麺弁当」バリエ
料理レシピのコミュニティウェブサイトとして、高い人気を誇るクックパッド。投稿者からのさまざまなレシピの検索が人気であったが、食に関するニュース記事も配信し、新聞に掲載されるなどの新たな戦略的展開も見せてきている。
クックパッドが起点となって商品化された商品も多数あり、実際に「おにぎらず」などはクックパッドから発信されて、飲食店にまで広まって、一躍流行となった料理である。
そのように、料理について個人のコミュニティ発信のレベルから、実際に商品化され、社会的な現象にまで広げていけるという、マーケティングとしての新たな可能性を作り上げた点で、クックパッドは白眉であると言える。
今回の記事で提唱されている「麺弁当」だが、食品の技術が発展した現在では、茹でずに麺を食べることが可能であり、具材とスープを冷やして持っていくことで、食中毒も防ぐことができるという優れものである。この麺弁当用に、保冷剤が蓋についているものなど、専用の弁当箱まで発売されるという、静かなブームになっている。
今までの時代は、イノベーションというものは企業が成し遂げるものであり、個人のイノベーションは社会に取り上げられる機会が限られていた。しかし、現代はクックパッドのようなコミュニティウェブサイトを通じて、個人のイノベーションが、社会に影響を与える機会が増えている。
古くからある料理という文化が、新しいメディアを通じて、未来への可能性を開いていることが、新鮮に感じられるところである。
武川 憲(たけかわ けん)執筆
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 シニアコンサルタント・認定トレーナー
株式会社イズアソシエイツ シニアコンサルタント
MBA:修士(経営管理)、経営士、特許庁・INPIT認定ブランド専門家(全国)
嘉悦大学 外部講師
経営戦略の組み立てを軸とした経営企画や新規事業開発、ビジネス・モデル開発に長年従事。国内外20強のブランド・マネジメントやライセンス事業に携わってきた。現在、嘉悦大学大学院(ビジネス創造研究科)博士後期課程在学中で、実務家と学生2足のわらじで活躍。
https://www.is-assoc.co.jp/branding_column/