セミナー・実践会・相談会でブランド課題を解決する

Branding Method

「日本の消費者に好まれているブランドランキング2017」をチェック!

投稿日:2017年9月13日 更新日:

アジア一の広告専門誌Campaign Asia-Pacificが実施している「アジアのトップ1000ブランド」において、日本人が最も良いと思うブランドTop100が発表されパナソニックが3年連続で1位に選ばれました。

ランキングは下記に基づいて決定されています。

ランキングの調査方法

「アジアのトップ1000ブランド」は、Campaign Asia-Pacificとニールセンがインターネットで共同調査を行い、そのデータ結果を集計したもの。対象となった市場は中国、インド、日本、インドネシア、香港、シンガポール、台湾、マレーシア、韓国、タイ、ベトナム、オーストラリア、フィリピン。調査対象者は中国が1200人、インド800人で、それ以外の市場は400人。

対象者は市場の人口比に合わせ、年齢・性別・毎月の世帯所得といった属性から抽出。14の主要なカテゴリーと73のサブカテゴリーで、次の2つの質問を行った。

1. 次のカテゴリーの中で、最も優れたブランドはどれだと思いますか? 「優れた」とは、ご自身が最も信頼できるブランド、あるいは最も評判が良いと思われるブランドを意味します。

2. 同じカテゴリーの中で、2番目に優れたブランドはどれだと思いますか?

日本のトップ10ブランド

1位 パナソニック
2位 アップル
3位 ソニー
4位 明治
5位 森永製菓
6位 資生堂
7位 サントリー
8位 東芝
9位 ビザ
10位 シャープ

パナソニックが3年連続で首位を獲得するなど、日本の企業が数多く並んでいます。このランキングでは、未だ海外の企業が首位に立ったことはないそうですが、パナソニックの後を追うアップルが、その地位を脅かしています。

11位以降のブランド

11位 ロッテ
12位 Nike
13位 日立
14位 Chanel
15位 花王
16位 日清
17位 canon
18位 ネスレ
19位 マイクロソフト
20位 コカ・コーラ

11位以降も広く知られているブランドがランクインしています。
このランキングは毎年実施されていますので、日本人がどのようなブランドに惹かれているのかだけでなく、ブランドが市場にどのような影響を受けているのかを定点観測することができます。

BRANDINGLABにおいても、まだ取り上げることができていないブランドが多くありますので、今後のコラムでご紹介していきたいと思います。

関連記事

2018年

2018年のヒット予測【BRANDINGLAB編】

今回はBRANDINGLAB編集部の独断と偏見で、2018年のヒット予測TOP10を作りました。 それぞれ動向を注目していきたいトピックで、今後のコラムのネタとしても考えています。 2018年のヒット …

ビッグエコー

SWOT分析でわかるカラオケ業界の方向性~ビッグエコーを例に~

多様化するカラオケ利用シーン 「カラオケ」というと40代以上の方は「昔はよくカラオケ行ったよなあ」「二次会といえばカラオケだったよなあ」「若いころはカラオケオール(オールナイト)も普通だったよな」と懐 …

ローカル飲食チェーンにおける、地域ダントツのブランド戦略 地場に生き、地場で活きるために

街歩きや地域のローカル文化を紹介するテレビ番組が、現在は非常に多くなりました。その中でも、長い間人気を継続して放送されて続けている番組が、「出没、アド街ック天国」と「秘密のケンミンSHOW」でしょう。 …

ファイナンスとブランド戦略指標 ファイナンス理論を用いて、企業のブランドストーリーを展開する

企業の業績を推し量る指標として、ファイナンスのKPIを用いる機会が増えてきています。これにより、経営者による決算発表や有価証券報告書にも、ROEやROAなどの目標となる指標を明記する企業が多くなってい …

インターナルブランディングの現場より その1

はじめまして、スタンダードトレーナーの村松利衣です。 私はいま個人事業主で、お得意様のブランド・マネージャーとして、 ブランド構築に携わっています。 実際は、ブランド構築のコンサルティングをしているの …

サイト内検索