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京都の河原町にある『森』という古着屋が、若い世代から支持を集めています。競争が厳しいアパレル業界で支持される理由とは?
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
ネット通販で服を買うのが当たり前になった時代、古着の販売の競争はより激しく、苦戦する古着屋が多い状況です。ただ古着を販売するだけではなく、『森』はアップサイクルを行っています。アップサイクルとは価値を高めるリサイクルという意味で、古着に改良を加えてリメイク品を提供しています。
戦略意図
古着を材料に国内で製品をつくることは、輸送におけるコストはかかるものの、新しい素材から服をつくることに比べて環境への負荷は格段に減ります。リメイクの技術の高さを生かした、見た目がカッコいいという価値を生み出し、加えて環境に配慮している価値も生み出しています。さらに、店舗に持ち込まれた衣類の修理も行い、服を長く着られるという価値も提供しています。数を売って売上を伸ばすのではなく、服一つひとつの価値の向上を重視した戦略です。
表現意図
『森』はUSEDを拡張する進化型古着屋というコンセプトを掲げて、ブランディングを行っています。ロゴはとてもシンプルで、漢字一字を円で囲んだデザイン。濃いグリーンのカラー及び『森』というブランド名が、環境に配慮した価値を表しているように思えます。