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天使のはね

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春になると、小学生が背負う、ピッカピカのランドセルが思わず目にとまることがありませんか?人気のランドセル『天使のはね』を紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
ランドセルは小学生が背負うものなので、成長期にあるカラダへの負担が心配されます。1990年代までは、いかに軽くして負担を軽減するかが大きな訴求ポイントの一つでした。株式会社セイバンは世界一軽いランドセルを開発して、1993年にギネスブックに登録。軽さの追求が行きつくところまで行きついた後、カラダへの負担をさらに減らすには?
戦略意図
カラダとランドセルが密着する面積が狭いと、負担が大きくなります。逆に面積が広いと、負担が分散されます。そこで、肩ベルトに着目。はねの形の樹脂パーツを内蔵し、肩ベルトが根元から立ち上がることで、肩と背中への密着度を高めたのです。販売においても戦略があります。直営店の増設です。これにより商品の魅力を、自社のスタッフが直接、伝えられるというわけです。さらに、顧客の意見を吸い上げるメリットもあります。「子ども想い品質」を丁寧に伝えること、店舗への誘導を最大化することをミッションとしています。
表現意図
はねの形の樹脂パーツを内蔵しているところから、商品は『天使のはね』と名付けられました。子ども向けの商品にぴったりの可愛らしいネーミングです。少子化が進み、多くの競合ブランドがひしめく中で、『天使のはね』の売上は好調を維持。新しい展開として、海外の市場開拓にも挑戦しています。