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靴下屋

  • ブランド体験

第1号店のオープンは1984年で、福岡県久留米市で産声を上げた『靴下屋』。日本初の靴下専門店です。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
創業は1968年まで遡ります。当時は靴下といえば、ほとんどが海外製品によって市場が占められている状況。日本製品の多くは、価格で対抗していました。そこで、価格ではなく、品質で対抗しようと「お客様の足に優しい靴下」を追求し、Made in Japanの商品をつくり続け、今に至ります。
ブランド・アイデンティティ
履いていることを忘れてしまう「第二の皮膚」のような靴下を。これが『靴下屋』のコンセプトで、履き心地にとにかくこだわっているブランドです。海外の工場で大量生産するのではなく、国内生産することで、このコンセプトを守っています。また、靴下といえばアパレルにおいて付属品というイメージを持たれることもあり、過去には卸先の売場で専門知識を持つ販売員をつけてもらえなかった歴史もあるようで、そこから靴下の専門店を立ち上げたようです。
購入/体験前(Before)
「靴下に市民権を」という熱い想いで1号店をオープンし、店舗数を着々と増やし、海外展開まで行っています。さらに、リアル店舗を展開するだけではなく、ECサイトにおいても商品を販売しています。自社のECサイトに加え、楽天やアマゾンを通しても商品を販売。またXやInstagramといったSNSからも情報を発信しています。モデルには、20〜30代の有名タレントを起用することが多く、若年層を取り込むことにも注力しているようです。
購入/体験時(Experience)
今回は秋葉原店へ。店頭には色鮮やかな靴下の数々が並び、思わず目をとめてしまいます。数多くの靴下が所狭しと並び、その種類の多さに驚かされます。余計な装飾はなく、商品に自信があるからこそできる店づくりであると感じました。価格はちょっと高めですが、訪れた時期がちょうどバーゲンセール時で、値引き対象の商品を買って帰りました。
購入/体験後(After)
購入したのはシンプルな紺色の靴下。履いてみると、フカフカした感触でとても心地いい。丈夫そうなので、長く履くことができそうです。コンセプトを体現しているクオリティ重視のブランドであると感じました。そこには、使い潰しに近い実用品から脱皮し、ファッションの一つとして市民権を得るまでの歴史もつまっていると感じました。
 
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