CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
UNILLOY
- タグライン(スローガン)
新潟県燕三条は、古くから金属加工が盛んなエリアです。この地から生まれた鋳物のホーロー鍋である『UNILLOY』に迫ります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
蓄熱性の高さとこびりつきにくさで知られる、鋳物のホーロー鍋。オーブン料理やゆっくりじっくりと時間をかけて調理するメニューには欠かせない調理道具です。しかし、重くて扱いにくいという欠点も。この点を解消しようと、三条特殊鋳工所は生活者目線で使いやすい鋳物のホーロー鍋の開発を目指し、『UNILLOY』というブランドを立ち上げました。
戦略意図
テーマは、世界一軽い鋳物ホーロー鍋。三条特殊鋳工所は新潟県燕三条という金属加工が盛んな地で創業しました。飛行機などの精密部品の製造で培った鋳造技術を活用して、2～2.5ミリという鍋の薄さを実現。また有名デザイナーを迎えて、曲線が美しいフォルムのデザインに。改良を重ねて完成した商品は、生活目線のアイデアと高いデザイン性、そして日本の伝統的な技術を兼ね備えたブランドです。
表現意図
『UNILLOY』はそのプロダクトデザインを評価され、グッドデザイン賞を受賞。国内はもとより、海外でも人気を博しています。スローガンは「毎日使って、一生使える。」です。使いやすさを表しつつ、その丈夫さを表現。重いという欠点を解消した革新的な調理道具は、一生ものとしても使えるのですね。