CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
赤城乳業
- タグライン(スローガン)
『ガリガリくん』を製造している企業として、その名を広く知られている赤城乳業株式会社。今回は、その戦略とスローガンを紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『ガリガリくん』や『ガツンと、みかん』、『BLACK』など。赤城乳業株式会社の商品は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアのアイスコーナー行けば、よく見るものが並びます。ヒット商品を製造し、テレビCMが話題になる企業にも関わらず、赤城乳業株式会社は非上場企業であり、従業員数は数百名。規模としては、決して大きな企業ではありません。
戦略意図
この企業が目指すのは「強小」。規模は小さくとも、強い企業を目指しています。強い企業になるために、働く人数の多さではなく、企業体質を重視。あそび心を忘れず、ワクワクして仕事を取り組むことを大事にしています。競争に打ち勝つため、企業買収などを仕掛け、闇雲に規模を追求した結果、低迷している大企業は少なくありません。これを反面教師とし、規模をあえて大きくすることを控えているようです。
表現意図
あそび心を大事にしている企業らしく、スローガンは「あそびましょ。」です。社員に向けての言葉であると同時に、消費者に向けての言葉であると感じます。「ストレスを感じる場面が多い中、アイスクリームを食べている時間くらい肩の力を抜いていきましょ。」と、やさしくも温かなメッセージ。他の企業とは異なるユニークさと懐の深さがあるように思えます。