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築地本願寺

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初詣は、どこの寺社仏閣に行きましたか。今回は、長い伝統を持つ『築地本願寺』のブランディングを紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
昨今、寺と人との関わりは大きく変化し、寺離れが進んでいます。そこに少子化が拍車をかけ、寺に足を運ぶ人はさらに少なくなり、どんなに伝統があって有名な寺でも、この流れから逃れることはできません。『築地本願寺』では、元銀行マン僧侶がブランディングに着手。企業で働いていた経験を生かし、開かれた寺をめざして立て直しを図りました。
戦略意図
人生に寄り添い、暮らしの中で気軽に足を運べる寺をテーマとしました。境内を改装してカフェとインフォメーションセンターを開設したり、死後事務委任や遺言手続きなど終活に関わる疑問に答えられるようなコンシェルジュ・サービスを提供したりするなど、世のニーズに応えらえる変革を実施。さらにSNSも巧みに使い、カフェの朝ごはんをインスタグラムにアップしたり、YouTubeで法要や法話を配信したりするなど、情報発信で話題を呼びました。
表現意図
戦略は見事にハマり、参拝者は格段に増えました。デザインにもこだわり、ロゴやコーポレートカラーを決めました。寺のフォルムをあしらったロゴは、紺色と金色を使ってデザインされ、神々しさが感じられながらも先鋭的な印象を抱かせます。寺社仏閣の存続も経営の視点が大事であると気付ける好例であるでしょう。
 
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