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深草“OTOME”

  • 匂い

香りで何かを思い出すことはありますか?香りで大学を印象付けて認知を広めようと、龍谷大学はオリジナル紅茶を開発しました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
高級紅茶ブランド『ムレスナティ』はスリランカの農家の収入安定のため、良質な紅茶を高価格で取引し、紅茶の品質安定に取り組んでいます。この高級紅茶ブランドと龍谷大学がコラボレーション。紅茶の品質安定に取り組む事業活動と、龍谷大学が推進する仏教SDGsに親和性があることから、プロジェクトが始まりました。このプロジェクトの中心は学生で、ゼミの一環として、龍谷大学をブランディングするというものです。
戦略意図
まずは龍谷大学の女子大生をイメージするキーワードを決めるところから。「行動力」や「知性」というキーワードが出てきました。これに合うフレーバーとして、柑橘で「積極性」や「行動力」を、アールグレイで「知性」や「誠実さ」を表現。さらに砂糖を加えると、柑橘フレーバーがさらに香るという工夫がされています。何度も試飲を繰り返し、香りや味を追求しました。
表現意図
表現としてこだわったのは、香りや味だけではありません。パッケージは龍谷大学のブランドカラーである赤とグレーを用いた、品のあるデザインに。ブランド名は『深草“OTOME”』です。これ以外にも『HANNA瀬田』や『大宮BITO(ビト)』というオリジナル紅茶も開発。産学連携によるオリジナル紅茶3部作は、大学が香りというブランディングを行うのは珍しいためか、新聞などのメディアで取り上げられ話題となりました。
 
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