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空調服

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2023年の日本の夏は、真夏日のラッシュでした。来年以降訪れる夏もきっと暑いでしょう。今回は、暑い中で体を動かして働く人の味方になってくれる衣服の誕生について紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
空間を冷やすにはエアコンが使用され、当然、電力が消費されます。株式会社セフト研究所は「この電力を抑えるためにはどうすればいいか?」という問題に対して真っ向からぶつかっていきました。1990年度後半、急速に発展する東南アジアを目の当たりにした際、「東南アジアの人々がエアコンを使うようになればエネルギー危機が起きるのでは?」という考えから、エネルギー削減に貢献できる製品の開発に臨んだのです。
戦略意図
「空間全体ではなく、人のみが涼しくなればいい」という発想から、衣服に着目。パワフルかつ省電力で静音なファンを衣服に装着するとことで、人のみを涼しくします。これによりエアコンを使用するよりも大幅に電力を削減できます。さらに汗を気化することにより、衣服に汗がついて雑菌が繁殖することも少なくなり、体臭やあせもを抑えることも可能に。改良を重ね、このようなメリットを兼ね備えた『空調服』が誕生しました。
表現意図
「空調」と「服」を付けただけのシンプルなネーミング。とにかくわかりやすいですよね。昨今は夏になると、熱中症に関するニュースが多く取り上げられますが、世の中のニーズにズバリと応えてくれる商品であり、ネーミングであるといえるでしょう。建設業や警備業などで働く人にとってはすっかり馴染みのあるネーミング。『空調服』は日本ネーミング大賞2021において審査委員特別賞を受賞しています。
 
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