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ワンダ モーニングショット

  • ブランド名

数多ある缶コーヒーの中で生き残り続けるブランドになることは大変なこと。ロングセラーを誇る『ワンダ モーニングショット』の誕生に迫ります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『ワンダ』という缶コーヒーブランドが立ち上があったのは1997年。当初は『ワンダフルブレンド』や『カフェオレプレミアムテイスト』といった缶コーヒーの王道ともいえるテイストをウリとして商品を発表していました。しかし、この時期は他社の競合商品が次々と発売されていた時期で、売上は伸び悩んでいました。「今までの缶コーヒーと同じような価値観では地位の確立は難しいのでは?」という壁にあたり、新たな視点でのブランディングをスタートしました。
戦略意図
新たな戦略は、味や情緒ではなく、時間帯という視点でブランドを確立するというものでした。市場を調べると、午前中に缶コーヒーを飲む人が多いことが判明したのです。そこで、コンセプトは業界初となる「朝専用缶コーヒー」に決定。飲む人が毎朝スッキリした気分になれるように、豆や抽出方法などにこだわった新ブランドが誕生しました。
表現意図
「朝専用缶コーヒー」というコンセプトがユーザーの共感につながって大ヒット。ネーミングの『ワンダ モーニングショット』には、毎朝飲んで仕事などをスタートしてもらいたいという思いが込められています。コンセプトとしっかり結びついたネーミングです。テレビCMでは、アイドルグループや俳優、芸人を起用し、毎回趣向を凝らした広告表現で話題をつくっています。
 
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