CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
LION
- タグライン(スローガン)
よくCMで耳にする「今日を愛する。LION」。このスローガンには、ライオン株式会社の想いが込められています。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
「暮らしをみつめる」「いつも暮らしの中に」「あしたに、あなたに」「おはようからおやすみまで くらしに夢をひろげる」そして2012年から使用されている「今日を愛する。」というスローガン。ライオン株式会社は、暮らしの変化をみつめ、コミュニケーションの言葉としてのスローガンを時々に応じて変えています。
戦略意図
「今日を愛する。」は、ライオンが考える幸せの本質（人々の一生が“今日”という一日一日を積み重ねたものであり、毎日を前向きに、充実して生きること）の意図が込められています。これは、ライオンが一人ひとりの”今日”に貢献したいという強い意志を示しています。
表現意図
「今日を愛する。」というスローガンは、文字通りの「今日」だけでなく、「未来」を愛するという意味も含んでいます。価値ある未来に向かって、めぐり来る「今日」を大切にするというライオンの姿勢が表現されています。
まとめ
時代によって変わるスローガン。これまでのスローガンは、生活全体「暮らし」に焦点を当てていました。しかし、現在のスローガンは、私たちの生活を構成する「今日」に焦点を移しています。2011年の大震災を教訓に、一日一日の大切さを改めて実感して欲しいというLIONからのメッセージが隠されているのではないのでしょうか。