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ネスレ

  • ロゴ

ネスレの商品全てに印字されている、親鳥がひなを見守る姿のロゴ。可愛らしいデザインだけでなく、そこには創業者の想いが込められていました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
乳幼児の栄養不足による死亡率の高さに心を痛めたアンリ・ネスレが、乳児用乳製品の開発を行うために立ち上げたのが「ネスレ」です。ロゴは、アンリ・ネスレの家紋をアレンジして考案され、親鳥がひなを見守る姿が描かれています。
戦略意図
食の持つ力で、現在から未来にかけて全ての人々の生活の質を高めていく、というネスレの理念を象徴して作られました。創業当時からこの理念は変わらないからこそ、ロゴも大きく変わることなく、アンリ・ネスレの想いを現在に伝えています。
表現意図
創業当時の「乳幼児の健康を守る」想いは現在、「消費者の健康と安全を最優先に考え、高品質で安全な食品や飲料の提供を行う」という意志へと昇華しました。そもそも「ネスレ」とはドイツ語で「巣」を意味しています。このロゴの親鳥がひなを見守る様子によって、はじまりとなったアンリ・ネスレの想い、ネスレが持つ歴史、そしてこれからも続く企業の姿勢を表現しているのです。
まとめ
ネスレのロゴは、子どもをはぐくむ親の愛を描いたものとして、今も世界中で言葉や文化の壁を越え親しまれています。創業者の想いそして企業理念をロゴから世間に認知させていく、好事例と言えるでしょう。
 
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