CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
丸井
- ロゴ
「OI」を繰り返すデザインが特徴的な丸井グループのロゴ。「おいおい」や「ゼロイチゼロイチ」と読み間違いをした人もいるのではないでしょうか。このロゴは、あるキャンペーンを広めるために制作されたロゴでした。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
丸井の創業者である青井忠治氏が、月賦商をしていた「丸二商会」からのれん分けして新しい店を構えた際に、「丸井」という店名をつけたことから由来しています。当時は「丸」に自分の名前や姓を加えると繁盛するというジンクスがありました。
戦略意図
このロゴは丸井全店舗の電話番号の下4桁を「0101」にするというキャンペーンから生まれています。電話番号とかけたロゴマークと電話番号の統一を企業キャンペーンで告知し、ブランドの認知度を高める役割も果たしました。
表現意図
「OIOI」のロゴは、電話番号の下4桁と一致しており、親しみやすさと覚えやすさが特徴です。1993年にデザインがリニューアルされるまでは、当時のダイヤル式電話をイメージしてOの右下が切れているなどの工夫もされていました。
まとめ
丸井グループのロゴ「OIOI」は、丸井全店舗の電話番号の下4桁を「0101」に統一するというキャンペーンから生まれました。顧客に対する親しみやすさと覚えやすさを提供することで、ブランドの認知度を高めた好事例と言えるでしょう。