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よなよなエール

  • パッケージ

エールビールと呼ばれるビールをご存知でしょうか。一般的なラガービールとはビール酵母が異なり、香り豊かで味わい深いビール。このエールビールのブランドを紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
ラガービールはスッキリとゴクゴク飲めるビール。日本人のほとんどは、このラガービールを飲んでいます。いつものラガービールではなく、エールビールを手に取ってもらうには?大手メーカーを真似た戦略や製品名、パッケージでは、他の製品の山に埋もれてしまうでしょう。『よなよなエール』は大手の後を追うのではなく、差別化をめざしました。
戦略意図
差別化を図るには、ただビールを届けるだけでは難しく、ビールとしての文化をつくってこそ達成されると考えました。そこで、学びや交流という価値をプラス。キャンプ場でのイベントや酒造所見学ツアー、父の日のギフトなどにチカラを入れ、ファンを創出。ビールを通しての顧客体験を大事にし、ブランディングを行ったのです。さらに販売はネットを主戦場とし、メールマガジンを通してエールビールへの想いを伝え、売上を伸ばしていきました。
表現意図
ビールらしからぬユニークなネーミング『よなよなエール』。「毎晩のように、個性豊かなエールビールを楽しんでいただきたい」という想いからつけられているそうです。そして、パッケージは花札をモチーフとし、モルトのコクを表す豊穣な麦畑と夜に浮かぶ月を表現しています。ネーミングとマッチし、他商品と差別化を図ったデザインに仕上がっています。
 
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