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旅行や出張でJALを利用する人は多いのではないでしょうか。そんなJALのロゴマークのモチーフとなっている「鶴」に込められた想いに迫ります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
1959年から2002年まで、鶴をモチーフにしたロゴが使用されていました。しかし、2002年に日本エアシステムとの統合時に新しいデザインに移行。そして2011年、経営再建の一環として、JALはロゴを伝統的な「鶴」のデザインに再変更しています。
戦略意図
1959年8月鶴をモチーフにしたブランドマーク「鶴丸」が誕生しました。他国のエアラインにはないJALならではの特徴をブランドマークで表現すべきと考え、“日本”を想起させるモノを追及した結果、「鶴」をモチーフすることに決定したそうです。一時期は新デザインに移行しましたが、2010年の経営破綻後に原点回帰の意を込めて復活しました。このロゴは、創業時の挑戦精神と初心を表現し、ブランドアイデンティティを強調する戦略的な手段となっています。
表現意図
現在のデザインは、旧デザインと少し異なっており、翼切れ込みを大きくし「力強さ」を強調。クチバシを上に向けて「変革への強い意志」と「未来への希望」を表現しています。また、鶴は日本文化の象徴であるので、ロゴを見た人たちに、“日本”を想起させる役割も担っています。
まとめ
JALのロゴマーク「鶴丸」は、ブランドの起源と初心、日本の文化的な象徴、そして顧客に対するブランドの約束を視覚的に表現しています。これは、JALが自身のブランドアイデンティティを強調し、顧客に対して信頼と品質を伝えるための戦略的な手段となっています。
 
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