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一風堂

  • ブランド体験

オープンから30年以上の歴史を持ち、全国はもとより海外にまで店舗を展開している豚骨ラーメン『博多一風堂』へ。千葉店を訪ねました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
博多の豚骨ラーメンがまだ全国区になっていない頃、豚骨ラーメンは匂いがキツイというイメージを持っていた人が少なくありませんでした。そのイメージを覆したラーメン店の一つが『博多一風堂』であると言われています。1985年に福岡県福岡市にオープンし、その味は評判になり、チェーン展開へ。博多の豚骨ラーメンは全国区になっていきました。
ブランド・アイデンティティ
豚骨特有の匂いを排除し、濃厚な深みがあるスープが特徴。そのスープによく絡む細麺は自家製です。しかしながら、ラーメンそのものにこだわっても、店が流行るとは限りません。そこで、木製の看板と手染めののれん、木調の内装や店内にBGMとして流れるジャズなど、女性にも入りやすい雰囲気の店づくりも行いました。他店との差別化を図り、男性だけではなく、女性やファミリー層にも愛されるブランドをつくり上げていきました。
購入/体験前(Before)
『博多一風堂』はテレビやSNSなどを使って広告を展開していますが、コラボレーションにより知名度をアップしてきた印象があります。ANAとコラボレーションして機内食のメニューの一つとして開発を行ったり、日清食品とコラボレーションしてカップ麺の開発を行ったりしています。さまざまな場面で実際に味わえるようにしてブランドを広めている印象です。
購入/体験時(Experience)
お昼に千葉店に入店。男性客がメインでしたが、チラホラと女性客の姿も。内装はシンプルなデザインで、スタッフは男性と女性の数が半々といったところです。看板メニューの一つである『白丸元味』をオーダー。スープによく絡んだ、コシがある細麺が、スルスルと胃袋に入っていきます。男性客には量が少し物足りないかもしれませんが、替え玉を頼めるも、この店の特徴。頼むと1分弱ほどで替え玉が出てきました。
購入/体験後(After)
スピード感があるサービスも、『博多一風堂』の特徴。細麺ゆえに、ゆで時間が他のラーメンに比べて短くてすみます。数多あるラーメンチェーンの中で生き残って成長し続けているのは、味だけではなく、デザインにもこだわったブランド力やスピード感あふれるサービスが相まってのものであると感じました。
 
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