CBOメディア

旬八青果店

  • ロゴ

五反田や赤坂、目黒など。都会に店舗を展開する、今までの八百屋さんとちょっと異なる『旬八青果店』について紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
農業の担い手が減っているのは、これからの日本にとって深刻な問題。『旬八青果店』の創業者はこのことについて真剣に向き合いました。そして、もっとも大きな原因の一つは賃金が安いことだと考えました。オーナーになれば高い収益を得ている人もいます。しかし、「農家へ働きにいく」という観点からすると、就職して儲けることは難しい。賃金アップのためには、今までとは異なる仕組みをつくらなければならないと、『旬八青果店』がスタートしました。
戦略意図
『旬八青果店』の事業モデルは、SPA(製造小売)を応用したもの。通常の八百屋さんが小売りに特化した業態であるのに対し、生産から流通、小売りまで、一気通貫でビジネスを展開しています。これにより仲介を減らして無駄なやりとりがなくなり、野菜を鮮度が高い状態で、都市に住む消費者にスムーズに届けることが可能に。無駄がないぶん利益率は上がって、儲かる農業ビジネスが実現したというわけです。
表現意図
都心にいながら産地で購入するのと同じ体験を味わえる。つまり、東京で各産地の旬をさほど高くない値段で味わえることが消費者にとってのメリット。各地の生産者さんとの繋がりがあり、旬ごとの野菜を仕入れて届けています。ブランド名の頭文字の「旬」は、このビジネスモデルの特長を表しているといえます。白地に黒文字で「旬八」と書かれたロゴは、シンプルでオシャレでどことなく先鋭的なイメージ。この新たな農業ビジネスに相応しいロゴであると感じます。
 
一覧へ戻る