CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
KUMON
- ロゴ
子供の頃に経験した習い事として、KUMONを挙げる人は多いのではないのでしょうか。その特徴的なロゴマーク、「Oが顔のマーク」になっているデザインには、込められた想いがありました。今回はKUMONのロゴマークについて紹介していきます。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
KUMONは、創始者の公文公氏が自分の子供のために考案した学習指導法「公文式」が始まりです。公氏は「一人でも多くの子どもたちの可能性を引き出したい」という想いを持っており、1958年に算数教室を開設しました。現在では60を超える国と地域で学習指導を行っています。今回ご紹介するKUMONを象徴するロゴは、「Thinking」をキーワードに2001年10月に誕生したものです。
戦略意図
KUMONのロゴには、「O」が「THINKING FACE（考え成長し続ける顔）」を表現しており、背景色の青は「KUMONブルー」と呼ばれています。この「THINKING FACE（考え成長し続ける顔）」は、KUMONに関わるすべての人々が「考えて成長する姿」を表しています。「KUMONブルー」は知性と誠実さを象徴し、つながる大空の色として、全世界が一つに結びつく願いを表現しています。KUMONの学習プログラムが個々の学習者の能力を最大限に引き出し、その可能性を開花させることを目指す姿をロゴで表しています。
表現意図
「THINKING FACE」はよく見ると笑顔ではありません。これは、自分で考え、困難を乗り越える力を育てるKUMONの教育方針を表しています。また、この表現は夢や目標を持ち、可能性を広げる学習者と、教育に真剣に取り組み、共に成長を望む全ての関係者をも象徴しています。