CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
トイザらス
- ロゴ
子どもの誕生日プレゼント選びには欠かせないトイザらス。最新のおもちゃから定番の人気商品まで、子供たちが心躍るアイテムがたくさん揃っています。しかし、そのロゴをよく見てみると、「R」だけ逆向きになっていることに気づくでしょうか。このロゴに込められた意味について、ここで紹介していきます。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
トイザらスは、1948年にアメリカ・ワシントンD.C.でチャールズ・ラザラス氏によって創業された「Children’s Bargain Town」が始まりです。当初は子ども向け家具を取り扱う店舗でしたが、その後おもちゃの販売に注力し、徐々に規模を拡大しました。現在では、赤ちゃんから幼児までの商品を扱う「ベビーザらス」も展開しています。
戦略意図
スーパーマーケット型販売モデルを導入し、顧客自らが商品を選んでレジで支払う仕組みを確立。さらに、割引価格で商品を提供する独自のスタイルで成功へ導きました。また、2号店オープン時には、「Toys“R”Us」（トイザらス）と店名を改め、ロゴのRを逆表記することで、注目を集めました。
表現意図
逆向きのRは、子どもの自由な発想を象徴し、遊び心や独創性を表現しています。また、日本名のトイザらスでは、「ら」だけをひらがなにすることで、同様の遊び心を表現し、子どもたちに親しみやすい印象を与えています。