CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
ロゼット洗顔パスタ
- ブランド名
ロゼット洗顔パスタは、90年以上愛され続けている洗顔料です。ドラッグストアなどで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。洗顔料なのに「パスタ」という、一見ミスマッチのような商品名にはどのような意味があるのか説明していきます。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
ニキビを解消できる肌にやさしい洗顔料を作りたいという想いから、1929年に日本初のクリーム状洗顔料として開発されたのが「レオン洗顔クリーム」です。その後、1951年に「ロゼット洗顔パスタ」に商品名が変更され、現在に至っています。
戦略意図
1951年に商品名を変更した理由は、粗悪な模造品が世の中に多く作られ、ブランドイメージが崩れてしまったからです。商品名の変更や新たなシンボルマークの作成を通じて、ブランドイメージの一新を図りました。
表現意図
ロゼットとは、バラ型の花飾りを意味しています。また、パスタは粉を練り込んでペースト状にしたものを指します。ロゼット洗顔パスタと名付けることで、商品の特徴を捉えつつ高貴さと優雅さを表現し、ブランドイメージを一新することに成功しました。