CBOメディア

Ray-Ban

  • ブランド名

1937年の誕生以来、数多くの著名人に愛され、世界的に有名なサングラスブランドとなった『Ray-Ban』。最近のテレビCMでは、木村拓哉さんがアンバサダーとして出演しており、機能的でおしゃれなサングラスと印象を持たれた方は多いのではないでしょうか。今回は『Ray-Ban』というブランド名について注目したいと思います。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
第一次世界大戦後、飛行機は航空技術の発達により、高度な飛行が可能となっていました。その反面、当時のパイロットは高高度での長時間飛行で強い紫外線を浴び続けることになり、頭痛や吐き気に悩まされていました。その問題に悩んだアメリカ空軍から、パイロットのためのサングラス製作の要請を受け、1937年に光学メーカーのボシュロム社によって開発されたゴーグルが『Ray-Ban』の原点です。
戦略意図
「光学的に目を守れなければサングラスとは呼べない」という信念のもと、目をしっかり保護する機能性と、高い視認性を有する独自レンズのサングラスを開発。またデザインにもこだわり、1986年にアメリカンのファッションデザイナー協議会から「世界最高級のサングラス」と評価されるほどにまでなりました。こうした機能性とデザイン性を両立したプロダクトは、当時は類のないものであり、その性能をダイレクトに伝えるためのネーミングが求められました。
表現意図
そもそも『Ray-Ban』の原点となるゴーグルは、パイロットの目の保護を目的としていました。一般向けに販売される製品も同等の性能を持たせていることが、プロダクトの特徴であり、ブランド名を通して伝えたいことでした。そこで、ストレートに「光線(Ray)」を「遮断する(Ban)」という意味を持つ『Ray-Ban』をブランド名としました。 このブランド名によって、目をしっかり保護する機能性の高さが認知され、今の地位を築き上げることができたのです。
 
一覧へ戻る