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キリンレモン

  • パッケージ

『キリンレモン』は2023年で、誕生から95年目を迎えます。今回は、90年目の際に行ったリブランディングについて紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『キリンレモン』は言わずと知れたロングセラーの炭酸飲料。商品が誕生した時代から比べると、炭酸飲料市場は大きく変化しました。消費者のトレンドは「甘さ離れ」「健康志向」に。その中で、90年前の『キリンレモン』がこだわっていた「着色料や人工甘味料を使わない」という価値が力を発揮すると考え、リブランディングがスタートしました。
戦略意図
メインターゲットとしたのは、「ナチュラル」や「健康」にこだわっている20~30代の感度の高い女性。この層に選ばれるように、甘さを控え、香りも果実のレモンに近いピール感のあるものに。「着色料不使用」で、品質にこだわった、安心して手に取れる炭酸飲料としてリブランディング。この魅力が際立つようにパッケージデザインをガラリと変えました。
表現意図
透明の印象が強いパッケージにして、「着色料不使用」をアピール。スッキリ爽やかなイメージを全面に出したデザインに刷新し、キャップ色も爽やかさを感じる青色に変えています。このリブランディングは、20~30代の感度の高い女性だけではなく、以前からスーパーで商品を手に取っていた40代の主婦層にも響き、売上は好調です。
 
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