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LEGO

  • ブランド名

デンマーク生まれのプラスチック製の組み立てブロック玩具『LEGO』。1932年からスタートして90年以上の歴史を持つブランドは、今や世界中の多くの人が手に取り遊ぶ玩具として愛されています。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『LEGO』は、創業してしばらくは木製ブロックでしたが、時代の流れからプラスチック製ブロックに。そこからは年々、成長していきます。部品としてタイヤが登場したり、女の子向けに家具部品やドールハウスが登場したり、これらの事業展開がうまくいき、売上は伸びていきました。しかし、類似の玩具やテレビゲームの流行により1990年代から売上にかげりが見えてきます。
戦略意図
売上が落ちたことにより、人員整理や製品の製造削減などを行いました。そして、新たなバリューを設定。創業者の理念「子供たちには最高のものを」をもとに「最大ではなく最高を目指す」と定めました。これにより、製品の企画・開発時にすべての要素を可視化する手法を導入。製品開発の全工程ノウハウが可視化されて全社員に共有され、新製品の展開に伴う戦術が立てやすくなりました。これらが要因となり、業績は再び上向きました。
表現意図
そもそも『LEGO』というネーミングは造語。デンマーク語で「よく遊べ」を意味する「Leg Godt」から。「よく遊ぶ」には、「最高の玩具」がふさわしいといえます。バリューと方針とネーミングがうまくマッチして、ブランドをつくりあげていると言えるでしょう。世界中には、『LEGO』を使って遊ぶ子供たちがたくさんいるのはもちろん、熱狂的な愛好者が多く存在しています。
 
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