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Apple Store

  • ブランド体験

世界中に多くのファンがいる『Apple』。今回は、その独自のブランドの世界観を味わえる『Apple Store』をのぞいてみました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『Apple』といえば何を思い浮かべますか?『iPhon』を思い浮かべる方は多いと思います。この小さなコンピューターを通して、ビジネスやショッピング、エンターテイメントなど、あらゆる分野とつながって楽しむことが可能になりました。一つひとつバラバラで行なっていたものを、一つに凝縮して簡単に、基本的にいつでもどこでもつながれる画期的な製品。もはや生活する上で欠かせないものの一つになりました。では、どのような考えから、この製品は生まれたのでしょうか?
ブランド・アイデンティティ
「Think Diffrerent」というブランド・メッセージがあります。「クレイジーと呼ばれ、ときには反対され、貶され、称賛されてきた偉人たちが注目されたのは世界を変えたからだ。世界を変えられると本気で信じているものにだけ世界は変えられる。」という強烈かつシンプルなメッセージ。革新的なことを成し遂げようという目的意識が、このブランドを構築している大きな要素であることがうかがえます。
購入/体験前(Before)
広告に関しては、「Think Diffrerent」のテレビCMをはじめ、今まで話題性のある表現を打ち出してきました。シンプルで強いというのが共通すると感じます。製品そのものがそうですね。多様な機能を持って、魅力あふれる製品だからこそ、複雑にせずにシンプルにデザインすることがポイントで、そこがなければ多くの人に支持されないでしょう。
購入/体験時(Experience)
丸の内の『Apple Store』に入店。高級感を抱く内装ではありません。ただ、『iPhone』や『iMac』と同じように、素材そのものが持つ無垢な質感を大事にしているように感じました。たとえば製品を置いているテーブル。その素材である木材からは、コンピューターショップらしからぬ温かみを感じます。これらの工夫が、ただ製品が並ぶ店舗ではなく、人が集まる体験型店舗として成功している理由の一つと考えられます。
購入/体験後(After)
店舗自体が、ブランドの一つであり、広告であると感じました。店舗のデザインを通じてブランドの世界観を打ち出すことで、店舗の売り上げや認知度向上などにつなげています。また、『Apple Store』は丸の内をはじめ、ラグジュアリーな店が並ぶ街に出店することが多く、これもイメージづくりの一つでしょう。店舗に行くことで、そのブランドが持つ魅力や考え方を味わうことができました。
 
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