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G-SHOCK

  • ブランド名

デジタル腕時計の『G-SHOCK』は、90年代に爆発的にヒット。しかしながら、最初から順調に売り上げを伸ばしたわけではありませんでした。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『G-SHOCK』が開発時にメインターゲットとしたのは工事作業員です。作業中に腕時計を付けていないので、その不便さを解消しようと、壊れない腕時計の開発が始まりました。落下実験を繰り返し、試行錯誤の末に完成。しかし、発売当初は特に話題にもならず、ただ店頭に置いているだけの状態が続きました。
戦略意図
日本より先に米国で話題に。『G-SHOCK』はその頑丈さで、米国で注目を集め、逆輸入という形で日本の若者がファッションに合うタフな腕時計として買うようになりました。しかし、機能価値は競合に模倣される可能性があります。そこで、頑丈という価値を徹底的に伝え、影響力あるアーティストやモデルなどとのタイアップなどを通じて、情緒価値を創出したのです。
表現意図
『G-SHOCK』のGは重力のGRAVITYで、SHOCKは衝撃を表しています。開発のストーリーと商品の機能性の特徴が、ネーミングの中に入っています。ゴツゴツしたデザインにぴったりなネーミングも、このブランドの価値の一つといえるでしょう。
 
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