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BOSS

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あなたはコーヒーを飲みますか?飲むとしたら、コーヒーに何を求めますか?「消費者にとってどのような存在でありたいか」を軸として、売上を伸ばし続ける缶コーヒーブランドに迫ります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
コーヒーを購入する場面は、カフェだったり、スーパーマーケットだったり、さまざまです。ここ数年で、コンビニのカウンターで淹れたてのコーヒーを購入というスタイルも定着しました。コンビニでの需要が伸びたことで、逆に伸び悩んでいるのが缶とペットボトルのコーヒーのマーケット。その中で躍進している缶コーヒーブランドが『BOSS』です。
戦略意図
『BOSS』が誕生したのは1992年。からだを使って外で働く男性がメインユーザーで、一息ついたり、頑張ろうと気合を入れたりするシーンで飲まれていました。時代が進むにつれてITワーカーが増え、缶コーヒーを飲むメインユーザーはデスクワークを行う人も含まれ、働き方が変わって飲む場面も多岐にわたるように。そこで「働く人の相棒」という軸は残しつつ、ペットボトルコーヒーや紅茶、家庭内で消費する濃縮コーヒーにまでカテゴリーを広げていくことで売上を伸ばしていきました。
表現意図
『BOSS』のネーミングにぴったりなロゴマークは、働く男の理想像としてデザインされていて、渋い表情は印象的です。商品が変化しても、消費者にとって変わらない「働く人の相棒」のシンボル。また、ユニークで情緒があるテレビCMやポスターなどの広告表現は多くの人を楽しませ、ブランドに価値を与えています。
 
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