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地域ブランディングに力を入れる自治体が増える中、千葉市において2020年に新たなブランドが誕生。地域をあげて、食をテーマに取り組みを行っています。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
千葉県の名産といえば、何を思い浮かべますか?八街市の落花生、銚子市の醤油など、全国的に知られる名産品がいくつかあります。しかし、その中心地である千葉市には誰もが知る名産品に乏しいのが現状。また、人口減少によりマーケットは縮小傾向という悩みがあり、市外の人にも千葉市のものを購入して経済を維持する必要があります。そこで、千葉市は食のブランドを立ち上げました。
戦略意図
これといった名産品がない短所を逆手にとって、農産物に絞らず、加工品や食関連サービスも、ブランド認定の対象としました。幅広い食を対象としたことで、生産側と加工側と販売サービス側とのコラボレーションが可能に。つながりを構築してチームで認知を上げていこうという戦略です。ブランド名を『千(せん)』としました。
表現意図
千葉市の頭文字。持続可能な発展をめざして、千年先も続くように。そんな意味を込めてのネーミングで、ロゴは箸をモチーフにした、シンプルなデザインです。『千(せん)』の認定品は、コロナ禍を考慮し、オンラインを中心に市内外へアピール。ECサイトを使った販路拡大に重きを置いて、千葉市が支援していきます。
 
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