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NIKE

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誰もが知るNIKEのロゴマークは、2日と約5000円で生まれた─NIKE
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
NIKEはスポーツ用品の世界シェア№1のスポーツ用品メーカーです。NIKEと聞けば、チェックマークのようなロゴマークのスニーカーを連想する人も多いのではないでしょうか。街歩きのスニーカーから競技シーンで使われる専門のシューズまで、NIKEのロゴマークを見ない日はありません。今回は日常に浸透したロゴマークについてまとめています。
戦略意図
1964年、シューズ生産事業に取り組む以前は、ブルーリボンシューズ(BRS)という社名で日本のオニツカタイガー(現:アシックス)の輸入販売を行っていました。その後、オニツカタイガーの技術を研究し、1978年に自社ブランドを展開するスポーツ用品メーカーとして生まれ変わります。『NIKE』には、輸入商品の販売会社ではなく、自社開発の商品で挑戦する全ての人々をサポートするスポーツ用品ブランドになるという、熱い創業者の思いが込められています。この創業の精神がのちの企業スローガン『JUST DO IT.』のルーツでもあります。
表現意図
NIKEの名前は古代ギリシャ神話で戦いを司り、勝利・勇気を与える女神ニケに由来します。女神ニケの翼は「スウッシュ」と呼ばれ、翼の形がロゴマークの原点とされています。女神の翼と着用するアスリートの躍動感、創業の精神をスタイリッシュかつ黄金比の美しいデザインに融合しています。
まとめ
ロゴマークは当時時給2ドルで雇われたキャロライン・デイビッドソン氏により17.5時間で制作されました。本来コーポレートロゴや主力商品のロゴマークはプロジェクトとして数カ月もの時間をかけて制作されるモノですが、スニーカーへの印刷の都合でわずかな時間での制作となりました。しかし結果として当時ブルーオーシャンだったスニーカー市場を驚異のスピードで支配することに繋がり現在のシェアを実現しています。2営業日と35ドル(約:5000円)で生まれたロゴマークは今も世界中の多くのファンに愛されています。
 
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