タワーレコード
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もうすっかり世の中に定着したと言っても過言ではない「NO MUSIC,NO LIFE.」というコーポレート・ボイス。20年以上に渡って使われ続けるコーポレート・ボイスはどのようにして生まれたのでしょうか?
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『タワーレコード』はその名前の通り、元々はレコード専門店で、アメリカのカルフォルニアの店を発祥としています。1980年に日本1号店を札幌に出店し、やがてアメリカの会社からは独立し、日本の企業として経営。現在は、CDやDVDなどの販売、イベントの企画制作など、音楽に関わる業務を幅広く行っています。
戦略意図
「NO MUSIC, NO LIFE.」が登場したのは1996年。自分が好きな音楽をダウンロードする時代ではなく、自分が好きな音楽をCDやDVDとして購入する時代で、『タワーレコード』の競合となる店が街にひしめき合っていました。そこで、競合店と差別化を図り、音楽に関する販売活動にとどまらない、音楽そのものを応援する企業としての認知を目指しました。その際に生まれたコーポレート・ボイスが「NO MUSIC, NO LIFE.」でした。
表現意図
「NO MUSIC, NO LIFE.」を直訳するなら「音楽がなければ生きられない」となります。まさに音楽そのものを応援する企業にふさわしいメッセージです。このコーポレート・ボイスを使ったポスターには、毎月のように様々なミュージシャン達が登場。音楽のある暮らしの豊かさ、社会と音楽の関わりを伝えています。