CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
ヒツジのいらない枕
- ブランド名
質の高い睡眠を求める人にとって、寝具はこだわり抜いて自分に合った商品をセレクトしたいところ。「未だかつてない、驚くような製品を」というモットーを掲げて、プロダクト開発を行っている株式会社太陽の寝具のブランディングに迫ります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
枕が合わずに悩んだ経験はありませんか？寝る前はフィットしている感覚があるのに、いざ寝て起きてみると、なんだかいまひとつスッキリしない。そんな悩みが出てくるのは、寝返りが原因の一つとして考えられます。「スムーズな寝返り」にフォーカスして開発された枕があります。
戦略意図
大は小を兼ねると言いますが、この枕はビックサイズ。寝返りを打っても頭がはみ出さように、頭を包み込むような設計がされています。最大の特徴は柔らかさで、医療器具でも使われているしなやかさのある最先端素材でできています。三角格子構造で、格子点で圧力を分散し、頭部の形と肩の位置に合わせて瞬時にフィットするため寝返りが楽に。ぐっすり寝られるという意味から、ネーミングは『ヒツジのいらない枕』です。
表現意図
良質な睡眠を目的につくられた枕は少なくありませんが、この枕は寝返りにフォーカスして他の商品と差別化を図っています。ネーミングセンスも他の商品と一線を画し、快適や睡眠というワードを使わず、馴染みある習慣に着目し、「ヒツジ」というインパクトがあるワードを使って記憶に残るように工夫。このネーミングは日本ネーミング大賞2021年においてルーキー賞を受賞しています。