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チキンラーメン

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1958年に販売をスタートした『チキンラーメン』は、世界初のインスタントラーメン。新たな食文化をつくったヒット商品は、今もって多くの人から愛されています。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『チキンラーメン』はインスタントラーメンの元祖でありながら進化を遂げることで、数々のインスタントラーメンが発売する中で競合商品に負けず、ロングセーラー商品となりました。長い歴史の中で、変える点と変えない点を見極めて、そのブランドを構築していきました。
戦略意図
さまざまな種類の『チキンラーメン』を出したり、さまざまな食べ方を世の中に提案したりするなどして、話題をつくって売上を伸ばしてきました。ただし、味のベースは必ずチキンで、調理が簡単という戦略は変えていません。さらに、中身だけではなくパッケージからも戦略を感じ取ることができます。セピア色、白色、オレンジ色の配色のパッケージは、お店でパッと見るだけでその存在が目につき、「チキンラーメン=セピア色、白色、オレンジ色の配色」というイメージをつくり上げました。
表現意図
発売当時は珍しいと言われたストライプのデザインは、長年に渡って使用。このデザインを守り続けてきた結果、パッケージの配色だけでも『チキンラーメン』と認識可能となったことから、商標登録に至りました。オレンジ色をベースとして使ったパッケージは、食欲をそそると言われる暖色系で、売上アップに大きく貢献していると考えられます。
 
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