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湖池屋

  • ロゴ

『湖池屋』は1953年に創業。日本で初めてポテトチップスの量産化に成功したお菓子メーカーです。新たなロングセラー商品を生み出そうと奮闘し、成功を遂げたリブランディングに迫ります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
ポテトチップスをはじめ、数多くのロングセラー商品を有する『湖池屋』は2016年に組織を再編成。世の中のニーズと改めて向き合うのが大きな目的の一つでした。世の中のお菓子に対するニーズは「量から質へ」と移り変わり、そこにうまく対応できず、新たなロングセラー商品を生み出すのに苦労していたのです。
戦略意図
「おいしいポテトチップスってなんだろう?」と基本的なところから見つめ直すことに。素材や皮の剥き方、揚げ方、味付けなど、まるでこだわりの料理をつくるようにポテトチップスと向き合いました。この取り組みによりフラッグシップ商品『KOIKEYA PRIDE POTATO』が生まれ、年間約240億円を売り上げる大ヒットとなりました。そして、リブランディングの一環としてロゴを一新。従来のカタカナの赤いロゴから、黒一色のみで漢字一字のデザインに変更し、老舗のもつ伝統と改めて原点回帰し未来を見据えるという想いを表しています。
表現意図
『湖池屋』の頭文字である「湖」を用いてデザイン。このロゴからは、漢字が持つ上質感が漂います。これまでのコアバリューである「親しみ」「安心」「楽しさ」に、「本格」「健康」「社会貢献」を加えて、フォルムは六角形に。新たな『湖池屋』らしさを表現しています。
 
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