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無印良品

  • ブランド体験

1980年にスーパーマーケット西友のプライベート・ブランドとして出発した『無印良品』。成長を続け、現在では全世界で約900店舗を数えます。今回は実際に店舗を訪ね、商品にふれてきました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
1980年代の日本はモノの消費が過剰になっていた時代で、この消費社会へのアンチテーゼとして生まれたのが『無印良品』です。煌びやかな見た目は必要なく、モノの本質を受け入れてほしいという思いから数々の商品が誕生。流行に流されない普遍的な佇まいを感じさせます。
ブランド・アイデンティティ
「自然と。無名で。シンプルに。地球大。」が理念で、これに沿っていれば商品カテゴリーにこだわらないという考え方。「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感を満たすことをめざして商品がつくられています。これらを低価格で買えるというメリットもあり、その品質と価格のバランスの良さが大きな魅力です。
購入/体験前(Before)
メジャーなプロダクトデザイナーを起用して商品をつくり、メジャーなアートディレクターを起用して広告をつくっています。つくり手はバラバラであっても、そのデザインは一貫してシンプルというイメージ。モノの本質を受け入れてほしいという思いが息づいています。また、デジタル分野にも注力。ECと店舗で利用できるアプリ「MUJI Passport」やSNSの活用により、さらなるファンづくりを行っています。
購入/体験時(Experience)
店舗には、より良い暮らしをつくるためにつくられた家具や食器、文具など、幅広いラインナップの商品が並んでいます。店舗の装飾に華美なものはなく、並んでいる商品そのものが店舗の雰囲気をつくっていると感じました。それだけに消費者にとっては商品を選びやすく、購入後の暮らしを想像しやすい空間になっていると言えます。
購入/体験後(After)
『無印良品』で収納ケースを購入しました。この収納ケースは透明で飾り気がなく、至って簡素。それだけに使いやすい。大きなこだわりがない人にとっては最適と言えます。ナチュラルでシンプルなデザインの『無印良品』は、多くの人の生活にこれからも寄り添い続けることでしょう。
 
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