サントリーホールディングス株式会社
- タグライン(スローガン)
サステナブルなブランドづくりにおいて高い認知度を誇るサントリー。そのコーポレートメッセージは『水と生きる』。これは、そもそも環境広告のキャッチフレーズとして誕生した言葉でした。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
サントリーは環境保全活動を積極的に行ってきた歴史があります。たとえば、野鳥を守る「愛鳥活動」。スタートした1973年は、環境問題にまだ取り組んでいない企業が多い状態でした。しかし、時代が進むにつれて環境問題は企業が活動するにあたって無視できない問題に。このような流れから、『水と生きる』というキャッチフレーズを使用した環境広告が登場することとなります。
戦略意図
2005年、サントリーのコーポレートアイデンティティがリニューアル。商品が多く、事業が多岐に渡ることで、イメージが拡散しつつあったサントリーでは、統一感のあるブランドイメージを創出する必要がありました。そこで、水がなければ何もつくれない企業として、『水と生きる』を企業スローガンとして掲げることになったのです。また、水を育む森を育てる「天然水の森」活動に力を入れているという背景もあります。
表現意図
『水と生きる』は、企業の源泉ともいえる水を大切にしたいという約束の言葉。さらに、水のようにしなやかな企業でありたい想いが込められています。水のように躍動し、立ち止まらず、育ち、成長を続ける企業として。また文字の色はウォーターブルーで、みずみずしい印象を与えます。柔軟に、純粋に、常に新たなテーマにチャレンジする決意を伝える色として使用されています。