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キッコーマン株式会社

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1917年創業の食品メーカー『キッコーマン株式会社』は、消費者視点に立ち、価値ある商品・サービス提供をベースとし、日本だけでなく世界へも食文化の発信を続けてきました。 世界規模で展開するキッコーマングループが2008年に新たに掲げたコーポレートマークを紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
事業領域の拡大・グローバル化推進といった動きが強まり、『キッコーマン』のブランドの在り方について改めて考える時期が訪れていました。こういったなかで、顧客に映る企業姿勢・提供価値を明文化した言葉(=キッコーマンの約束)を土台としたコーポレートマークが誕生します。
戦略意図
ブランド調査を通して、同グループに対して顧客は伝統があると感じる一方で、保守的というイメージを持っていることが判明。しかし、実際は古くから世界展開を積極的に行い、しょうゆ以外にも製品群を広げているチャレンジングな会社です。そこで伝統を保持したまま革新を印象づける新たなブランディング戦略をとることに。そのなかで生まれたコーポレートマークには、生活にそっと寄り添い、顧客の共感を集めるブランドとなるための仕掛けが詰まっています。
表現意図
「おいしい記憶」が思い浮かぶコーポレートマークに……という想いから、「かよいあう心」をデザインの核として、食の喜び・心と身体の健康をのびやかで、やわらかいデザインに込めました。配色はブランドカラーであるオレンジを使用。六角形のマークで「革新×伝統」を、アルファベットの小文字表記で「やさしさ・ぬくもり・親しみやすさ」を表現しています。