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Case Study

マッシュホールディングスのブランド・ドメイン戦略を考察  ―CG制作会社が、なぜアパレル業界で成功を収めているのか【前編】

投稿日:2021年10月12日 更新日:

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001042.000018505.html

若年層に人気のブランドを複数展開し、絶大な支持を得ているマッシュホールディングス(以下マッシュHD)の主要ブランド「SNIDEL(スナイデル)」が、アパレル業界が不調にあえぐ中でも快進撃を続けています。

 

【スナイデル】予約開始から10分で完売商品も!秋の新作、初日売上6,600万円、総数5,000点を突破し、ブランド最高記録を樹立

わずか20分で初日予算達成!7月6日(火)開設の公式YouTubeチャンネル「MASH CHANNEL」も売上を牽引

株式会社マッシュスタイルラボ(東京都千代田区/代表取締役社長 近藤広幸)が運営するレディースブランド「SNIDEL(スナイデル)」は、7月8日(木)12:00より女優・モデルの泉里香さんを起用したウェブ企画を公式オンラインストア、およびECデパートメントストアの「USAGI ONLINE(ウサギオンライン)」にて公開、同時に商品の先行予約をスタートし、初日総売上点数約5,000点、総売上金額約6,600万の売上を記録いたしました。秋コレクションは、引き続き先行予約を受付中です。

21年秋コレクション、先行予約が好調
7月8日(木)12:00より予約を開始した秋コレクションは、予約開始10分で完売するアイテムもあり、開始後30分で、総数約2,300点、総売上約3,200万円を達成するなど、本コレクションへの注目度の高さがうかがえる結果となりました。
先行予約初日には、総数約5,000点、約6,600万円の売上を記録し、ブランド史上最高記録を樹立いたしました。

予約開始から10分で完売アイテムも!

メインヴィジュアルで泉里香さん着用のブラックカラーのクラシックワンピース。
細プリーツでボリュームを出した襟は取り外しが可能なので、シーンに合わせてお好みでアレンジ可能。胸元の涙スリットとパワーショルダーでレトロに仕上げたニットワンピースは、目の詰まった上品な仕上がりが印象的です。程良いフィット感がボディラインを美しく魅せ、裾にかけて広がるマーメイドフレアにレディムードが漂います。

2021年秋のコレクションについて
2021 Autumn Collection
“NEW CLASSICAL”
with Rika Izumi
クラシカルでエレガントな秋の装い

今秋SNIDELが魅せるのは新しく進化を遂げたクラシカルでエレガントな装い。
王道でどこか懐かしい伝統的なディテールをより自由な解釈でモードに昇華する。
デザインのベースとなるのは女性を美しく魅せるシルエットやクラシカルムードを引き立て、モードな色香を漂わせるマーメイドライン。
その中でも一際目を惹く、セーラーカラーやバリモアカラーといった華やかで洗練された襟ディテールの数々。先シーズンから引き続き、ドラマチックなボリュームスリーブやパワーショルダー、プリーツやフリルなどの繊細なフォルムは凛としたセンシュアルな女性像を表現する。
様々な印象的なピースを自由に身に纏い、ファッションが持つ高揚感に心が躍る。
希望溢れる2021 Autumn Collection

SNIDEL(スナイデル)について
2005年4月9日にデビュー。“ストリート×フォーマル”をコンセプトに、ストリートカルチャーとエレガンスを組み合わせ、他にないスタイリングを提案。 細部にまでこだわったディテール、女性の美しいシルエットの魅せ方への追求。 お洋服を愛する全ての女性に贈るグローバルブランドです。
現在、日本国内33店舗、中国60店舗、香港4店舗、台湾4店舗、マカオ1店舗、シンガポール1店舗、タイ1店舗、ニューヨーク1店舗、計105店舗展開しています。(2月1日時点店舗数)


PR TIMES2021年7月12日 配信記事より抜粋
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001042.000018505.html

 

アパレル業界は感染症問題の影響を受けて需要が急減した業界の一つで、GAPなどの世界的ブランドも店舗網を縮小するなど、その対応に追われています。

/ GAPが英国とアイルランドの全店舗を閉鎖 オンライン販売に移行 /

yahooニュース 2021年7月2日 配信記事

 

マッシュHDも、勿論その影響は皆無ではありません。近藤社長によるインタビューで、企業全体の業績が想定より苦戦していることも明らかにしています。

しかしながら、売上高は830億円に達し、営業利益は黒字を維持する見込みのようです。同業他社が大赤字で苦しい決算になっている企業が多い中で、これはかなり健闘している状況ではないでしょうか。

/ 【トップに聞く 2021】マッシュHD 近藤広幸社長
「ジェラート ピケ オムは50億円規模のブランドにしていこうと決めている」 /
FASHIONSNAP.COM 2021年02月12日 配信記事

 

近藤社長が建築デザイナー出身ということもあり、2012年のホールディングス化後も不動産関連に進出するなど、通常のアパレルメーカーとは異質な企業展開を図っています。

意外なことではありますが、マッシュHDは元々アパレルメーカーではありません。祖業は1995年に創業したCGグラフィック制作を手掛けるデザイン企業であり、アパレル業界へは2005年に参入したという異色の企業です。

マッシュHDは、現在、アパレル、CGグラフィック、不動産、飲食業、化粧品など、生活関連の商材を幅広く展開しています。
一見すると、脈絡のない事業展開に見えかねませんが、共通することは、「デザイン」という強みが活きる事業であることです。

マッシュHDが手掛ける商材は、基本的に生活関連のものが多いです。そのため、言わばマッシュHDは生活をデザインする事業を行っていると考えられます。

そこから導き出されるのは、マッシュHDのコーポレート・ブランド・ドメインは、祖業の「建築デザイン」とアパレルに付随する「生活デザイン」であり、ブランドアンブレラで下に位置する事業ドメインもそれに沿ったもので展開されているのではないかと推察できます。

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