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午後の紅茶

  • ブランド名

「午後の紅茶」は、紅茶の飲用習慣が日本に根付き、幅広いお客様に紅茶を好きになってもらいたいという思いから、生まれたブランドです。日本初のペットボトル入り紅茶として1986年から販売され、「午後ティー」の愛称で親しまれています。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。

背景
「日本にも紅茶の本場イギリスの習慣を根付かせたい」そんな思いを込めて、グラスに注ぐだけで、本格的な紅茶が味わえるペットボトルの紅茶開発がはじまりました。一番の課題は”ストレートで濁らず、透明な紅茶を作る”こと。度重なる試行錯誤を繰り返し、とうとう液色を透明にする技術を編み出しました。午後の紅茶の美しい色鮮やかな色合いは、試作の繰り返しの結果生まれた、開発技術の結晶なのです。
戦略意図
『午後の紅茶』は「茶葉から入れた本格紅茶」がコンセプト。独自の技術で“おいしそうな透明感”をアイスティーで実現し、初年度の年間売上目標の半分を1ヶ月で達成しました。そこから、500mlのペットボトルでの販売や無糖紅茶、さまざまなフレーバーなど、時代に合わせて柔軟に打ち出し、当時紅茶といえば本場・英国と同じく、家庭で淹れるホットティーが主流だった日本で、ペットボトルで紅茶を飲むという今では当たり前の習慣を作ってきました。
表現意図
『午後の紅茶』のネーミングは、「日本にも紅茶の本場イギリスの習慣を根付かせたい」そんな思いを込めて、英国の習慣であるアフタヌーンティーに由来しています。また、ラベルには、アフタヌーンティーの習慣のはじまりといわれる、ベッドフォード公爵夫人のイラストがあしらわれ、本格的な紅茶のイメージが強調されました。アンナ・マリア婦人の似顔絵を消したときに、一時期売上が低迷した時期もあり、明朝のフォントだけでなく、婦人とセットで『午後の紅茶』と認識されているくらい浸透しています。
 
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