Benesse Art Site Naoshima
- ブランド名

直島は瀬戸内海上に浮かぶ、人口3,000人ほどが住む、小さな島。ご存知の方も多いと思いますが、国内外で有名なアートな島です。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
直島は数十年前まで金属の製錬所と水産業で成り立っていた島でした。工業による環境汚染などが問題となるような負のイメージがありました。アートの島にブランディングしたのは、教育や介護を中心に事業展開しているベネッセ。そこには「破壊と創造を繰り返す文明」ではなく、「持続的に成長していく文明」に転換していくという考えがありました。現代社会を批判するメッセージ性を持った、魅力的な現代美術を置いたら、地域が変わっていくのではないかという想いから取り組みが始まりました。
戦略意図
瀬戸内という風土をつくりなおすのではなく、瀬戸内の風土をうまく利用しながらブランディング。理念は「在るものを活かし、無いものを創る」です。瀬戸内海を望む美しい場所にアート作品が佇む。さらには、アーティストが島に滞在し、島の文化や生活などを踏まえて作品を制作。最初は見向きもされない取り組みが、訪れてみたくなる唯一無二のものに。おそらく、作品を普通に飾ってもそこまで反響はなかったはず。アートと瀬戸内の島との調和が、多くの心を掴んでいるのでしょう。
表現意図
直島から同じく瀬戸内海に浮かぶ、豊島、犬島に舞台は広がり、そのアート活動の総称は『Benesse Art Site Naoshima』と名付けられました。そして、2010年から3年ごとに瀬戸内国際芸術祭が開催。島の伝統文化や美しい自然を生かした現代美術を通して、瀬戸内海の魅力を世界に向けて発信しています。この芸術祭をきっかけに直島の認知はさらに高まり、アートの島には国内外から多くの人が訪れています。