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熱海市

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観光客の声をヒントにブランドプロモーションを展開。今回は『熱海市』の再生の物語を紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
温泉地としての知名度の高さや首都圏からの距離の利など、観光地として魅力がある『熱海市』。高度経済成長期には東海道新幹線の開通にも恵まれ、宿泊客は年間約500万人にものぼっていました。ところがバブル崩壊後、宿泊客数は減少の一途を辿り、2011年には東日本大震災の影響により激減しました。大きな危機感から、地域一丸となったブランドプロモーションをスタートしました。
戦略意図
市の関係者は温泉街としてシニアから支持されていると考えていたところ、調査してみると意外と若年層から支持されていることがわかりました。レトロな街並みやスイーツなどが若年層に人気だったのです。そこでメインターゲットを若年層の女性として、温泉以外にもある、多様な魅力を包括的に発信していきました。この情報を受け取って熱海を訪れた若者たちが観光の様子をSNSに投稿し、それが拡散して、宿泊者がさらに増えるという好循環が生まれました。街には活気が溢れていきました。
表現意図
ブランドプロモーションのスローガンは「意外と熱海」です。これは「意外とよかった」という宿泊客の声を反映した表現。「意外とよかった」ということは、知られていない魅力がまだあり、誤解されている部分があるということです。この事実をうまく端的に表すとともに、ブランディングの核となる部分を言語化した、優れた表現であるでしょう。